波山(婆娑婆娑)
ばさん
本バージョンは伊予に記された像を基準とし、山中の竹薮に潜む怪鳥として描く。外見は鶏に似て赤い鶏冠が際立ち、闇中で冠と吐く火のみが目立つ。吐火は怪火で熱を持たず、物に燃え移らないとされ、夜道や村境でふいに明滅し、羽音だけを強く残す性質が語られる。行動は夜行性で、人が戸を開ける気配や灯り(松明など)の動きに敏感に反応し、すぐ藪へ退く。人への加害伝承は乏しく、驚かしの類にとどまる点が特徴で、村落では山の気配を示す瑞兆とも不祥とも定まらぬ存在として受け止められた。近世の書誌には、火を食む鳥に擬する見解や、羽音に由来する呼称が併記され、博物的知見と怪異譚が混在して記録されたことも本像の一端をなす。民俗的には山と里の境を示す「境の怪」として位置づけられ、怪火譚・鳥怪譚の双方の類型に接する穏やかな怪異として語り継がれた。
用心深く人見知りだが好奇心は強い
静かな夜を好み、人の営みに近づきすぎることを嫌う
評価スコアと信頼度を可視化
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喜びと楽しさの程度
📝 メモ:
楽しさや喜びを示す要素は乏しい。夜行で慎重な振る舞いが中心。
怒りの激しさの程度
📝 メモ:
怒りや攻撃的行動の伝承がなく、刺激を避けて退く。
慈悲深さの程度
📝 メモ:
加害は避けるが積極的な慈悲の描写はない。
憂鬱で思慮深い程度
📝 メモ:
山の気配や境の曖昧さに伴う幽かな寂寥感はあるが明確な憂鬱性は弱い。
内なる平静の程度
📝 メモ:
静かな夜を好み、人との距離を保つ穏やかな振る舞い。羽音は大きいが基本は寡動。
いたずら好きで活発な程度
📝 メモ:
人を驚かす怪異としての側面があり、悪意は薄い軽いいたずら性。
やさしく親しみやすい程度
📝 メモ:
人を害さず驚かす程度で、避けがちだが攻撃性は低い。親しみやすさは高くないが温和。
厳格で真面目な程度
📝 メモ:
規律や掟の関与はなく、慎重さはあるが厳格とは言い難い。
他者を守る傾向
📝 メモ:
守護の逸話はなく、里を守る意図も示されない。
神秘的で不思議な程度
📝 メモ:
熱を持たない怪火や瞬時に消える挙動、境の怪としての位置づけが強く神秘的。
精神的境界の深さ
📝 メモ:
境の怪・怪火譚と鳥怪譚の交差、瑞兆/不祥未定性など象徴性が高く霊的含意が深い。
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強い光や大きな人声を嫌う, 開けた場所では長く留まらない